給付金をもらえる?

B型肝炎が過去の集団予防接種によって広まったことに関しては、注射器の連続使用による危険を放置してしまっていた国に責任があるとして最高裁でも認められています。そのため国による過失が認められたので賠償が命じられています。それがB型肝炎の給付金であり、条件に該当する感染者が受け取る資格があります。こうした国による救済処置が現実になるまでには長い闘いがありました。元々は平成元年に一群のB型肝炎感染者の方々が集団予防接種の注射器連続使用によるHBV感染は国の責任であるとして損害賠償を求める裁判を起こしたことがはじまりです。最終的に最高裁が国の責任を認めたのは平成18年のことですから長い期間かけて勝ち取った勝利と言うことができます。

子供実際のこの集団予防接種による被害は直接予防接種によってB型肝炎ウイルスに感染してしまった人々にとどまりません。その感染者から生まれた子供達も母子感染によってHBVウイルスに感染してしまっていたのです。ですから国からの給付金の受給対象者はかなりの人数に達します。ただしこの給付金はなにか役所にいって書類を書けばすぐ受け取れるような簡単なものではなく、各人がその都度訴訟という形を取る必要があります。