弁護士相談するメリット

注射B型肝炎感染者のうちすべての人が過去の集団予防接種で感染したわけではないので、国からの給付金を受け取るためには、確実に自分が過去の集団予防接種、もしくは集団予防接種で感染した親から母子感染でHBVウイルスに感染したことを証明しなければなりません。こうしたB型肝炎の給付金請求は個人でおこなうこともできますが、上記の証拠資料収集や提出、そして訴訟を起こすための書類作成や手続きなどを自分1人でおこなうのはかなり大変なことです。訴状の作成から裁判所へ行くなどは手間暇がかかりますし、専門的な知識が必要になってきます。

また確実に受給を裁判所に認めてもらうためにも一つ一つの資料の作成や手続きを正確に進めていく必要があります。あくまでも訴訟を起こすという形なので自分でやろうとするよりも弁護士に依頼することがおすすめです。煩雑な手続きをすべて任せることができますし、このB型肝炎訴訟に関しては最終的な給付金とは別に給付金額の4%の金額が弁護士費用として国が補助してくれるので、経済的な面でも精神的な負担を減らすためにもプロの弁護士に依頼するのが良いでしょう。ただしB型肝炎の給付金請求の経験が豊富な弁護士を選びましょう。

給付金をもらえる?

B型肝炎が過去の集団予防接種によって広まったことに関しては、注射器の連続使用による危険を放置してしまっていた国に責任があるとして最高裁でも認められています。そのため国による過失が認められたので賠償が命じられています。それがB型肝炎の給付金であり、条件に該当する感染者が受け取る資格があります。こうした国による救済処置が現実になるまでには長い闘いがありました。元々は平成元年に一群のB型肝炎感染者の方々が集団予防接種の注射器連続使用によるHBV感染は国の責任であるとして損害賠償を求める裁判を起こしたことがはじまりです。最終的に最高裁が国の責任を認めたのは平成18年のことですから長い期間かけて勝ち取った勝利と言うことができます。

子供実際のこの集団予防接種による被害は直接予防接種によってB型肝炎ウイルスに感染してしまった人々にとどまりません。その感染者から生まれた子供達も母子感染によってHBVウイルスに感染してしまっていたのです。ですから国からの給付金の受給対象者はかなりの人数に達します。ただしこの給付金はなにか役所にいって書類を書けばすぐ受け取れるような簡単なものではなく、各人がその都度訴訟という形を取る必要があります。

集団予防接種の過去

日本においてB型肝炎の感染は一つの重大な社会問題が関係してきました。日本では過去に学校や保健所での集団予防接種で注射器を独り言に消毒、交換することなく複数人の自動に連続使用されるということが起きていました。実はこの集団予防接種が原因でB型肝炎ウイルスに感染してしまった国民が相当の数いたのです。同じ注射器の使用で感染する仕組みとしては、注射器に付着したわずかな血液が次にその注射器を使用する人に入って感染してしまうのです。ほんのわずかな血液でほぼ確実に感染してしまうことからも細心の注意が必要な病気だということがわかります。

肺炎もしも成人した人がB型肝炎に感染しても、成人の免疫力ならば一時的に急性の肝炎を発症することがあっても、ほとんどの場合その後治って再び感染することもありません。しかし子供がウイルスに感染してしまうと免疫力がまだ低いためHBVウイルスが肝臓に留まった状態が続いてしまうのです。そして成人してから慢性肝炎を発症してしまう可能性があります。ですから学校や保健所で多くの子供に対して集団連続予防接種によってこのウイルスが広まる状態にしてしまっていたというのは非常に大きな失敗だったと言えます。

B型肝炎てどんな病気?

人B型肝炎という病気の名前はときどき耳にすると思いますが、どんな病気なのかイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。しかしB型肝炎は社会で生きるすべての人が気を配らなければいけない病気であり、その感染経路によっては国から給付金などが支払われる可能性もある病気なのです。B型肝炎は世界中に感染者がいると言われていますが、この日本ではおよそ100人に1人の割合でこの病気に感染していると言われています。

B型肝炎になるということは具体的に言うとB型肝炎ウイルス(HBV)に感染するということです。このウイルスが肝臓に感染して肝炎を引き起こすことになるのです。この病気のこわいところは慢性肝炎がやがて肝硬変になり、場合によっては肝癌へと進んでいってしまう可能性があるところです。人によってどの程度まで症状が出て、どの程度ステージが進んでしまうかは差がありますが、きちんと対処しなければいけない病気です。

どのような経路でこのHBVウイルスに感染してしまうのでしょうか。基本的にHBVが含まれている血液もしくは体液が体内に入ってしまうことによって感染します。当然輸血というのも気をつけなければいけないものなので、日本国内で輸血に用いられる血液に関してはすべてHBVの検査がおこなわれています。そのため現在日本では輸血によるB型肝炎の感染はほとんどなくなっています。また大人の場合はHBVに感染している人と性交渉をすることによって感染するケースが多いです。